健康一番とっておき情報

野菜を安全に食べる方法

公開日:2024.01.29

食を知れば知るほど、毎日食べている食品は本当に安全なのだろうか? と思うようになりました。気になるのは、野菜です。

野菜は本当に大丈夫?

野菜といえば、農薬が心配です。調べたら、農薬使用率のトップ争いをしているのは日本と韓国でした。しかもEUをはじめ、多くの国が使用禁止にしている農薬を、日本は緩和する方向にあるのだとか。

なぜそうなるのかというと、虫食いや不揃いな形は自然であるからなのですが、それを嫌い、綺麗な野菜を消費者が望むからです。

農家も自分たち用には農薬を使わず、消費者向けには、化学肥料を使って栽培しているところが多いようです。

たまたま読んでいた山本甲士さんの小説『がんこスーパー』にも、この事が詳しく書かれていました。

野菜は本当に大丈夫?
『がんこスーパー』著:山本甲士 角川春樹事務所

生野菜は食べません

私が学んでいるヘルスアカデミーの外科医 矢山利彦先生(矢山クリニック院長)は、生野菜は絶対に食べないと言っていました。

気功教室でお世話になっている外科医 帯津良一先生(帯津三敬病院名誉院長)も、生野菜は食べませんと断言されています。野菜に、ドレッシンングをかけて食べるのは戦後で、昔の日本人は決してこういう食べ方はしなかったとも仰っています。

戦後、日本の食が大きく変わったことは前にも書きましたが、ここでもそれが影響しているようです。サラダは日本人の体質には合わないということと、農薬が心配だからだそうです。

私は40年前から、無農薬や減農薬野菜を食べていますが、先生方のお話を聞いて、生野菜は食べなくなりました。ドレッシングも、体に合わなかったようで、やめたら胃腸の調子が良くなりました(個人の感想です)。

こうすれば大丈夫

体内の残留農薬は、すぐには影響がでなくても、長い間にジワジワと健康を害し、身体面のみならず、精神面に及ぶことも少なくありません。

対策としては、アクを抜く働きのある酢が有効のようで、酢水(酢1に対し水3)に浸けます。ただし長く浸けると、野菜が変色しますので、1分以内が良いようです。

また、食材の温度が高くなる程、残留農薬は減少しますから、煮る・焼く・炒めるなどして食べています。無農薬野菜が手に入らない場合も、こうすれば安心ですね。

おいしい米粉のパン

美味しい米粉のパン

池袋東武百貨店B2F、パリ発オーガニックスーパー【ビオセボン】にありました。【ビオセボン】は、麻布十番、武蔵小杉、中目黒など、全国に24店舗、通販もあります。

プレーンとレーズンとクルミの3種類で、トーストにすると、とてもおいしいです。

パンケーキを作るならこれ

パンケーキを作るならこれ

パティシエ辻口博啓さん監修のスイーツ粉をみつけました。大豆と米糀で、糖質50%オフ、おいしかったです。これはマルマンストアにありました。

参考文献

参考文献
「がまんしない医者の食卓」 内海聡 フォレスト出版
「食がもたらす“病”~日本の食 安全神話崩壊~」ダイレクト出版

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

いまあなたにおすすめ

注目の記事 注目の記事